22話感想文(加筆修正あり)2011/09/01

 22話である。
 21話で秘策と言いつつ絶対今思い付いただろう的な印象があったけどやっぱりノープランだったおじさん。ベンさん多分テレビの前でがっかりしながら笑ってると思う。予測はしてた、はずだベンさんなら。虎徹を探すんじゃなくて、虎徹が自分を捜すことを確信していつものルートを流していたベンさんだもん。
 ヒーローの中の人プライベート暴露話はあれよね。
「タイガーは過去何人のお家へ上がり込んでお泊まりしてったことがあるのか」って言う疑問は保有しとくとこですね。一人暮らしの男のお家は折紙んち以外コンプリートなんではなかろうな。
 目玉焼き、そのゼスチャーはハンバーグなどの上にトッピングとして乗ってる奴じゃなくて朝ご飯仕様だもんな。
 社長のむだ毛処理は世間話の間に聞いたってことなんだろうけど。まさか朝昼晩目撃してるってことは。
 ……そしてキッド師匠は期待を裏切らないなと。思いました。全員分のストーキングってどんだけ手間よ。
 一番最初に違和感を覚えるのはブルーローズって辺り、見事な薔薇虎でもありました。外さないなぁ。論功行賞はやっぱりひとりで味方になってくれた子が第一ですよねおじさん。
 絶対ブルーローズの恋心わかってるだろ。というあざとさはとりあえずスルーする。薔薇虎派だから。

 楓ちゃんはあれだ。
 これは楓様ってお呼びするべきだと。救世主!
 しっかりもんの部分とどうしようもなく暴走部分なとこと、その混ざり具合がおそらく見事に両親半分半分、いや若干父親寄り。
 楓ちゃんにとってのバニーちゃんは、お父さんにとってのレジェンドと同じなんだろうな。
「眼鏡でチョウチョのネクタイをしてたおじさん」だけで誰なのか理解できるってことは、多分お父さんの社長に対するイメージも「眼鏡でチョウチョのネクタイしてるおっさん」なんですね。親子。
 牛角さんについては、こう。
 この全体に漂う残念さ、不憫さが安心の牛角クオリティ。早く20ドル返しなさい。でもバニーちゃん止めるとことかかっこいいよね。

 斎藤さんの記憶ってどうなってんだろうね。
 テレビの電波を通じて能力が伝わることはない(そうでなかったら社長はあんな苦しい理由の会合を開いて関係者を集めなくても済む)から、効いてなかったか、思い出すに足るだけの何かがあったってことで……。
 スーツ?
 やっぱスーツなのかなぁ。
 でも斎藤さんの通常運転はかっこよかったからいいや……。
 バニーの旧スーツもあるはずなのに、タイガーのスーツしか飾ってないってことは、明らかに取りにくると思って用意してあるってことですよね。虎徹が斎藤さんも自分のことを忘れてると思ってることを考慮しつつ、警戒無く入ってくるように置いておいたと。
 ほれる。

 これであと記憶をいじくられたまんまなのはバニーとアニエス、及びロイズさんと秘書のおばちゃんかぁ。バニー以外は後で社長に解除させる他ないんだろうねー。
 バニーちゃんは今回いいとこなしですが、通常運用だとも言える。
 かっこいいけど迷惑運転の極みですよねあのカーチェイス。
 チェイサー結局捨ててるしな。
 つい費用を考えてしまうでござる。あ、そういや窓も割ってたな。
 会社というか社長が払うべきですよね。

 あと次回楽しみなのは偽虎ブラックタイガー(海老って通称つけた人、うまいな)の中身かしら。
 中身次第じゃ「実は新スーツは斎藤さんの作じゃない」って方向もありうるけど……にしてはグッドラックモードもチェイサーの機能も同じだしなぁ。
 それと、おじさんは今回ずっとバニーのことを呼ぶ時「バニー」じゃなくて「バーナビー」なんだよな。
 今のバニーはバニーじゃないんですね。ちょっと切ない。
 日頃虎徹が相棒相棒と連呼するのは、そう口に出してないとバニーのことを相棒だってことをころっと忘れちまう所為だと思ってます。自分に言い聞かせてるに違いない。
 バニーだと殴れないからバーナビーなんだね。

 おじさんは後で辞めるって言ったとき全員に全力で引き止められればいいよ。
 全員から総攻撃されたんだからその位ちやほやされたっていいはずだ。
 気のせいかもしれないんだけど、能力切れるシーンで能力が減退してるっていう問題点は何も解決してないってことはそれとなく出ている気がする。