休日日記2008/03/02

 髪の毛切ってきました。
 髪を切った後と言うのは多少何かしら心が弾むと言うか、若干強気と言うか、ついでにちょっと気の張るようなとこへでもお出かけしよっかなあという気も起こすのです。
 恵比寿からぽてぽて歩いて、六本木ヒルズとゆー所へ行ってきました。うん、行ったこと無かったんだ。
 初めて行ったヒルズは、どこに何があるかさっぱりでした……。
 案内板にビルの名前しか書いてなくて、中身の解説がねえんだもの。
 どこか既視感を感じて思い出したのは、ラクーアのショップ部分とかイクスピアリとか、アミューズメント施設化したパチンコ屋とか、そんな感じで。
 ……そーかこんなとこに住みたいと思うのがセレブって人なのか。はあ。
 あ、でも毛利庭園付近で見た大型犬は大変可愛らしうございました。チャウチャウ!シェパード!
 英記茶荘でお茶買って、そのまま地下鉄乗って帰るのもちょっと物足りない感じだったので、東京ミッドタウンもハシゴしてきました。
 そーいやロートレック展ってサントリー美術館だったっけ。ちょっと時間的に微妙だったので、見てきませんでしたけど、ミュージアムショップは見てきました。
 ロートレック手拭を買うかどうかすごく悩んだけれど見送り。
 かっこいいんだけどなあ、鯔背なんだけどなあ、1600円……。展覧会見てもいないのにこれだけ買うのもどうよ……。
 あとそうだ。ミッドタウンのとらやは、菓子だけじゃなくて企画展やってたりグッズを売ってたりもするんですね。知らんかった。
「さくら展」だということで、桜の菓子図案と菓子、押型なんかがどどんと並んでて綺麗なものでした。絵葉書買っちゃったよ、つい。
 オツなもんでした。

 あ、そういや先週のトッキューはちゃんと読んでます。
 感想もう少しお待ちあれ、ちょっとあれこれ語りに入りたいもので。

先週のTQ感想文2008/03/03

 遅くなりましたーっ。もう週変わったっつうの。明日には今週号が発売されるというの。
 ……でも、書く。しかも今回は延々延々語る気満々です。
 では始めます。

 いやあ、燃えるっ……!
 いやね、具体的なシーンがどうこう言うより、初期(1〜4巻)の頃の話とこうつながってくるんだ、と思えてしまってですね。
 ほら、あれです。
「レスキューを志す者には2種類の人間が居る。」
 そんではっきり「対極」だった2人。そこから訓練を経て実戦を積み重ね「どんなに毛色の違う奴らでも気持ちはたったひとつに」向くようになるんだねえと。
 私の盛大な読み間違いの可能性もまた大ですが。いつもの如く。
 メグル1人の話じゃなくて、あの人この人の来し方を思ったり重ねたりするともう堪らなく燃える次第でございます。ふはー。

 で、この先がもうノンストップ具合が著しく、置いてき堀が発生する可能性多大なので、白字反転致しますよ。

 このためだけに久々にHTML打ちました(アサブロに、パレットによる字の色替えスタイル替えなどという便利なシステムは無い)。反転ありがとうございます。
 と言う訳で心置きなく話を続けますよ。
「レスキューを志す者」の2種類の内、トッキュー入りを果たす人数比率はどっちが多いのかと言えば、そりゃ「己の限界を見極めたいが故に己を窮地に晒す者」、メグルタイプの人の方が多分圧倒的多数なのではないのかな、と私思うのですね。
 理由として挙げるにはいささか正確性に欠く気もするのですが、あれです2巻の。
「次会う時まであの男が生きてたらの話だが‥」
 兵悟のような「人を助ける為に己を窮地に晒す者」の場合、技量や体力が育ち上がる前に事故に遭う率が高いんじゃないのかと。気持ちの方が強い訳ですから。人を助けたいのは精神として大事なことだけど、言ってみれば諸刃の剣ですよね。
 ここんとこで、「事故る前に体力勝負で兵悟を競技会で勝たして羽田でスキルを上げてもらう(死なないように)」という坂崎さんのある種博打的な決断にも目頭が熱くなる訳ですが、まあそっちへ走ると戻って来れなくなるので割愛。
 要するに真田さんがどっちに属するタイプなのかと言えば、私は限界見極め型だと思っている訳です。

 ところで、話は一旦ずれますが、真田さんの行動様式について考えましょう。
 どれだけ突拍子も無く見えても、常識の音階がやや常人と外れていようとも、特にお仕事に関しては、状況の分析→対処の立案→実行という基礎的な手順はきちんと踏んでいると思うのです。
 逆に言えば、真田さんはこのステップのどこかを飛ばして動くことの出来る人では無い、と私は思っています。
 ある意味、そこが「ロボ」たる所以ですらあると思っています。
 もちろんこのステップをすっ飛ばせば拙速な行動になる可能性の方が高い訳ですから、勿論外さない方が普通であり、むしろ有能であると言えましょう。
 しかし、ステップを確実に踏んでいくがために、行動に掛かるまでにどうしても一定の、削ることの出来ないリードタイムが生じるのではないかと。
 1巻の真田さんが「決断に時間がかかり過ぎる。まだダメだ」と言うのはこの部分の時間だと思うのです。
 仮に、その部分の時間も思考過程も全部すっとばして、言うなれば実行しながら状況の分析して、その分析結果を即実行段階にフィードバックすることのできる人間がいたら、いくら分析立案実行の全ての速度に秀でる真田さんでも、スタート勝負で勝てない訳ですよ。
 要するに、兵悟のことですが。
 そんで、身体能力と技量について差がないと仮定した場合に生じる初速の差(今回メグルがひとり問うていたあれですね)は、案外その最初のレスキューに対する志望動機なのではないかと。
 しかも兵悟は人よりも優れた視力があり、「誰よりも強い生死の限界から生きて帰るイメージ」がありますから初動速度については尚更在り得ない程速くなることが予想できます。
 兵悟型のレスキューは尋常でなくハイリスクだと思いますが、その辺の差にはローリスク型の、特に自分の限界を見極めたいタイプの人の、憧れと劣等意識をそそるところがあるんでないかと……。
 むしろ超常現象に対する気持ちだと思うのですよ。しかもまだ成長過程ですしね。

 だから真田さんが、案外自分自身のことを要領の悪いグズだと思っていたり(ちっちゃい頃とか実際トロい子だったりするとなお良し)、兵悟に対して「神林……恐ろしい子……!」とか亜弓さんな気持ちになっていたり、兵悟の超常現象的な行いを見る度に「拝啓坂崎様。神林の頭の中が時々さっぱりわかりません。そんなとこだけ涙が出る程お前にそっくりです。」と心中手紙をしたためたい心境になっていたり、してたら壮絶に萌えるなあと!
 長かった割に要はそこなのかと言えば、結局そう言うことなのです。失礼しました、そしてありがとうございました!

 また水曜!
 でも副隊長に向いてるのは多分確実性高くて隊のメンバーを死なさない、メグルだよな……。

光陰矢の如し2008/03/05

 あああ。
 感想と感想が連続だとなんだかいかにも何も書いていない人のようで、というか実際何も書いていないんですが、さみしいであります。
 今日に至っては本日行事の関連から学校は休みであるにも関わらず。
「当然来るのよね?自習」という同級生の問いに「勿論ですよ」と条件反射のように即答してしまったので、と言いつつ大幅に遅刻して自習にも行ったのでございます。
 何か微妙に間の悪い日を送った上少々体調が……アイテテ。

 愚痴はさておききちんとマガジンには目を通して来ましたよ。

 ああ、清々しい程兵悟が主人公だ(=鬼だ)。
 木登り鬼ごっこ訓練その他諸々、真田さんの施した訓練は兵悟に妙な野性を付加しちまった気がするんですが……。そりゃ元から野生動物だとも思わんでもないですが。
 私は兵悟の清々しく爽やかな笑顔を浮かべつつ、笑顔で誤摩化されそうになってるけど今貴方何をしてますかと問い詰めたくなるようなことをしている所が大好きなので、大変喜ばしい訳であります。
 ていうか、真田っぽ(がっふごっふ)。
 メグルの焦りっぷりもなんだか、潜水競技会リターンズな感じが漂って来ましたね。しかも要救助者探索は兵悟が1番得意な科目……。
 来週楽しみだなあ。

だから行かんようにしてたのに。2008/03/07

 母が、ワンピースの新しいのが欲しいと言うもので。
 ノット衣料品バット海賊。
 自習を早めに切り上げて久々に本屋へ行って来ました。今行くとどーんどーんと買い物しちゃいそうだなー、これって逃避って言わないかなーとやや後ろめたく思いつつ、案の定出て来た時には買った漫画はアンピだけじゃない訳で……。
 まずは何となく先延ばしにして買ってなかった「少女ファイト」の3巻。
 学ちゃんはもう、ほんとミチルも練も娶ればいい。なんたる男前!あと三國兄弟のアレでソレはどうなんだとか。
 あとそれから買い物は「聖☆おにいさん」……。
 仕方ないじゃないか、私こーゆーある意味出オチ系のインパクトに弱いんだよ。ええ、面白うございました。次巻が年末だというところに、掲載誌が「モーニング2」である哀しさを感じます。
 そして「少女ファイト」はイブニング掲載。
 言わずもがなですが今月はトッキューの発売月でもあります。買いに行くつもりです。
 確実にコーダン社に貢いでます、ね……。

 ああ、なんかそう思うと悔しい。

お出かけ紀行2008/03/09

 ばーちゃんと飯を食い、そして母と電車に乗り。

 何で横浜中華街に来とるのかというと、ばーちゃんがテレビで見て「材料費出すから作ってくれ、はいこれレシピ」という鳥のスープの材料に「干し棗」「干し龍眼」が入っていたからであります。
 まあね、都内でも探せば手に入るんだろうけど、多分中華街行っちゃった方が速いよねってことで。お供。
 そしていつも行く、割とおばちゃんが親切で物も確かな食料品店で材料ゲット。
 ついでに折角来たから有昌の焼豚もゲット。頂好食品で油条も買って、わーい中華粥ができるね☆というお買い物完了。
 完了したのはいいんですが、漂う「折角来たのに物足りない」感。有昌では肉まんまで買ったくせに。そして休日の中華街は人が多く、やっぱり疲れるんですよね。
 さりとて飯はしこたま食っている(しかも寿司)。回りを見渡せば、そこにあるのは料理屋ばかり。

 まあ、あれですよ。中国料理には飲茶という便利なシステムがある。
 こないだえんじゅ姐さんと行った時に飯食った、菜香新館。あそこで「お茶」しようそうしましょうと言う所で母子の話がまとまりまして。
 店に行って客席の差配をするおっちゃんに聞いてみる。
「すいませんお茶なんですけど……」(意:食事ではないのですが構いませんか)
「少々お待ち下さい。」電話でどこかに聞いている。「はいでは5階へどうぞー」
 5階。
 エレベーターに乗って案内板を見れば宴会場とティーサロンと書いてある。
 あったんだ、そんなとこ。ここに。初めて知った。
 ちーん。がらり。
 うお、なんかやたらと綺麗かつ静か。
 メニューにはきっぱりと白青緑黒の中国茶。とお茶請け程度の甘味メニュー。
 ………ええと……。そうか……。意思の疎通を誤ったか……。
 お茶なんですけどとか言わないで、「2人お願いします」と言えばそれでよかったんだな……。
 いやここまで正しい意味で「お茶の飲める所」でなくてもよかったんだが……。

 すんません、この「炭焙鉄観音」ちゅーのと「白牡丹」そいから「やわらか杏仁豆腐」2人前。
 席は3席、元はウェイティングバーだったんだろうなーというシックな作りで、客席にはティファールの電気ケトルが1つ。あとなんて名前だったっけ、茶器あっためた後とか洗茶の後の要らないお湯捨てる器。
「お待たせしましたー」
 茶葉、蓋碗、茶杯、聞香杯、茶海
 待ってお姉さんこれ使い方がわかんない。
 で、だ。
 感じのいいお姉さんが爽やかに入れてくれた鉄観音は大変おいしゅうございました。見ればわかるお茶を注げばいいだけの気楽な白牡丹もおいしく、お茶請けとして出されたカボチャの種と干しイチジク、干し梅が大変うまかった次第でございます。
 しまった杏仁豆腐余計だったかもしれない。でも杏仁豆腐もうまい(もぐもぐ)。
 結局お茶っぱ買っちゃった。
 あと干し梅も買っちゃった。
 1階の売店で売ってる干し梅とは別なんだってさ。汐吹昆布状に粉を吹いた梅で、甘酸っぱい中にほんのり塩味も感じられると言う複雑な味。
 結論、お得だった。
 今の所、あの店で出てくる物はかなりの確率で安心して食べられますし、大抵の人は安心して連れて行けます。
 大丈夫今週も1週間頑張っていけるっ……。ファイッ。