龍如プレイ日記:第10章へ行く前に。2012/10/21

 さて。9章ラストのシューティングゲームで詰まって約ひと月。
 やっとこのパートクリアできましたよー!やったね!
 ……ならばとっとと次へ行けばいいのですが、ここで一旦インターバル。
 いやさー、ひと月毎日やってた訳じゃないけど、こうクリアできなくてふて腐って前のセーブデータからいじって遊んでたりしたでしょう?色々やったんですよ。
 例えば遥の信頼度を頑張ってSSランクまで上げてみたり。
 買い与えるアイテムは全て買い与え、あとちょっとコツが飲めた気がしたのでバッティングセンターで「初級コースでホームラン10本」をクリアしましたよ。
 本当はSSSランクまであるんだけど、そこへ到達するにはミニゲームばかり、それも結構な難易度でクリアせねばなりません。私のがんばりが続くのはここまでだなぁ。
 ちなみにSSランクまで上がると遥が描いた桐生ちゃんの似顔絵がもらえます。
「小恥ずかしいが、うれしいものだな……」というアイテム欄のコメントに、大変どやどやしい桐生ちゃんの顔が浮びます。ラミネート加工して保存するがよいよ。

 ついでに、ゲーム内の時間(出所後)も一旦整理。
 1日目:出所間際に届いた風間のおやっさんの手紙に従って、スターダストへ行く。そして乱闘。
 2日目:葬式会場で乱闘→伊達さんに拾われて神室町へ。遥と会った後ミレニアムタワーで戦闘。賽の河原へ行って闘技場でバトル。その後真島組に攫われた遥を助けに行く。セレナ泊。
 3日目:街をうろついて花屋の息子と伊達さんの娘を助ける。
 4日目:刺青の情報収集、揉めて出て行った途端に攫われた遥を助けたあと、賽の河原で仮眠。夕方から夜10時前まで遥と遊ぶ。錦と大喧嘩している内に攫われた遥を助けに横浜まで行って、逮捕されたり逃げたり銃撃戦をしたりして夜が明ける。←今ココ。

 ……多分これであってると思いますが。2日目と3日目、4日目の間がどこだったかちょっと記憶が曖昧だなあ。
 にしても忙しいな桐生ちゃん。均すと大体1日に3回程中ボスレベルの敵を含む乱闘をこなしている感じですね。もちろんその間にサブストーリーをやっては戦闘し、話の合間合間に街ん中で絡まれまくって喧嘩三昧である。24時間戦えますか。その隙間にちゃんと酒など飲みに行ったり、場合によってはキャバクラへもせっせと行っている勘定になる。マメだね!
 そして毎日のように攫われている状況では、そうだね……遥ちゃんだって「これ以上私が居るとおじさんに迷惑かかっちゃう」と思っても不思議じゃないかもしれないわ。

 あ、そうそう。
「龍が如く」は素材が素材だけに「主人公からは喧嘩を売らせない」そして「『死ね』『殺す』は言わせない」というルールがあるそうなのです。
 ということはあれだね。
 遥を探してカラーギャング掃討戦やってたとき「遥を返せ。さもなきゃお前ら皆殺しだ」言うてたのは桐生ちゃん完全にヒートアップしてたってことですね。おとーさんは本気だった。

 さて、そろそろ先へ進めないと。
 実は「愛の形」というサブタイトルで軽く引いたのであるけど、中身はもっとアレなようである。が、がんばる。
 なぁ桐生ちゃん。
 8章〜9章の、頭に血ぃ上ってる加減を考えれば無理な話だけど、これシンジに「錦に見張られてるからすぐ逃げろ」って教えておいた方がよかったかもしれないね。

龍如プレイ日記:サブストーリー「医者の本分」2012/10/11

 高速道路上でのシューティングゲームがクリアできなくて、喧嘩な日々が懐かしくなりました。
 ので、7章戻って遥とデートで癒されようかと。
 いえね、シューティングゲームのコツとか書いて無いかなーと思ったので攻略本を買ったんですけどね。案の定書いてなかったんですけどね。いいんです後でキャバクラ遊びするときに使うんですよ。そのつもりで買ったんです。
 そして普段ネタバレは全然気にしないくせに、そして大体の筋はもう知ってるくせに、まだ手ぇ付けてない章の攻略は開けなかったりするんだね。何かネタバレ的にいやでさ……。

 で、まぁそんなことはさておき、折角だからサブストーリーの情報も見る訳です。あーやっぱり結構落としてるなぁとか、ここってやっぱりもう一声脅してよかったんだなーとか思って眺めてたんですけども。
 いつこのストーリーフラグ回収できるんだろうと内心楽しみにしてたサブストーリーを回収し損ねた、ということを知りました。
 ちょ、待てお前。
 遥と街歩いて、賭場をクリアして、そろそろアジトへ帰ってきなさーいと伊達お母さんから電話で呼ばれた後で、アジトへ帰らないで反対方向へ遊びに行かないと回収できない、ってあなた。もー少し!もー少し発生条件の猶予か回収に向けてのヒントをですね!
(つまりゲーム内の進行に素直に従わず、賭場の前と後で街の様子に変化がないかをきちんと確認する慣れたユーザー向けの仕様な訳だ……)

 そんな訳で7章の遥とタンデムからちょっとやり直し。
「医者の本分」とタイトルのついた、まぁ何だ。神室町の赤ひげ先生に会いに行く話さ。柄本先生は腕はいい、患者には公平に誠実かつ無愛想、お代はほぼボランティアという(無愛想はともかく)この種のフィクションには欠かせないお医者の先生である、が何しろ1ではこのサブストーリーでしか会えないのである。会いたいじゃない。
 しかしこのサブストーリー、何気に手がかかるのである。
 まずは4章の間にだけ、西公園入り口に発生している子供を餌付けする。そのまま7章までは何もなし。再度子供に会うことも無く過ごしたあとで、上記の通りの狭い時間枠にのみ再度子供が出現する公園(西公園ではなく第三公園)に行き、再度餌付け。そして突如腹痛を訴えて倒れた子供を担ぎ、遥を連れて(=走れない)、ノーヒントのまま時間制限付きで「医者を捜せ」。
 僕は初見かつ自力でこのサブストーリーをクリアできる自信はありませんね。
 さて、無事担ぎ込みますが先生は中東系とおぼしい3兄弟のうち1人を診察中。それでも桐生ちゃんが子供を見せると先生はさくっと診断して急患と判断、激しくお苦しみ中の先客を放ったらかして子供の手術にかかります。
 これを先生が人種偏見で苦しんでいる患者を見捨てたと早合点した兄弟が手術室を襲いに行くのを、桐生ちゃんが阻止すべくお相手する訳だ。
 柄本先生の所見によると、子供は破裂寸前の虫垂炎。兄弟の方は尿管結石。優先順位は子供が先。むしろ尿管結石は出てしまえばそれまでの症状なので、放っておいてよし。
 うん、先生は正しいけど正しいけどその説明を先にしなさい。割と襲われやすい無愛想加減ですよ先生。
 てことはもしかして柄本先生、喧嘩の方もそこそこ強かったりするんじゃなかろうか。やーかっこいいなぁ。
 診療料金についてはスポンサーがついてるので心配するなと言われて桐生ちゃんと遥は子供を任せて帰って来るんですが。
 ま、スポンサーってまた例によって風間のおやっさんなんですけども。
 ……僕は如く歴が短いので詳しくないんだが、確か風間のおやっさんが死んだ後は柏木さんが組を継いで、柏木さんが死んだ後の風間組は真島組に吸収されたんじゃなかったか。
 てことは、龍如3終了以降誰が柄本医院のスポンサーやってんの。兄さんなの?それとも堂島組で引き継いで大吾なの?
 だ……大吾の方がまだ違和感は薄いかなぁ。えぇー、そういやヒマワリの運営もどうなってるのか謎だなぁ。問うのは野暮だけども。
(アサガオは、もう『桐生ちゃんが運営してる』という時点で致命的なツッコミ所がある気がするから触らない)

 本当はあともうふたつ、遥連れで遊ぶイベントがあるのを落としてるんですが、うーん1つはともかくもうひとつは前提となる裏カジノの入店フラグを落としてるので、やり直すとすれば3章で取ってあるセーブからですね……。なんぼ何でもそこからやり直すのはねぇ。
 序盤、話だけ先に進めようと思ってサブストーリーにあまり熱入れませんでしたからね。

 ところでいつまで経ってもクリアできないシューティングゲームの鬼門は、『L2/R2ボタンを駆使する視角移動」と「アナログスティックによる照準合わせ」かつ「どうもコントローラー操作とゲーム画面に齟齬を感じる」であります。
 前2つはともかく最後の1つは気のせいじゃなければ困った事態でありまして。相変わらずゲームの起動は10分程掛かります。PS3も買おうかって頃になって「まともに動くPS2が欲しいなあ」って自分……。

龍如プレイ日記:第9章「奪還」2012/09/14

 まずは劉家龍のところで行われている密談ムービーから。
 遥の拉致を劉家龍に依頼したのは嶋野の親父さん。で、間に噛んで錦山の動向をリークするのが近江連合の寺田。100億円を嶋野5、劉家龍3、寺田2で分けるつもりらしい。さすが嶋野さん、がめつい。
 でも私嶋野さんそんなに嫌いじゃないんですよね。乱暴で金に汚く流行りにも弱い、身近にお付き合いしたいとは思わないけど多分、隙も大きくて間が抜けてもいて、身内にとっては変な愛嬌があるタイプじゃないのかなぁ。真島の兄さんは親父さんに忠実な「嶋野の狂犬」やってた訳ですし。世話好きの世話心をくすぐるタイプと見たよ。
 そういえば何気なくゲーム中の「人物紹介」を見たら兄さんこの頃は「嶋野の狂気」なんですね。いつから「狂犬」にチェンジしたのかそれともこっちが誤字なのか。

 さて、ムービー済んだら遥を取り返しに中華街へ行きますよ。伊達さんが車出してくれます。
 車中ぽつ、ぽつと話す桐生ちゃんの様子だと、自分に気を遣って出て行こうとした遥ちゃんというのはそれなりショックであるらしい。
 まぁな。プレイヤーの腕はさておき桐生ちゃんは喧嘩無敵王だし、戦うのが苦にもならんものね。まさか遥ちゃんが悩んだ末に「おじさんを危ない目に遭わせちゃうから」という理由で出て行くとか思ってもみなかったんだろうなー。
 でも「自分がワリを食えば他の大事なものは守れるかもしれない」という考え方は身に覚えがあると。
 あー。堂島殺しですねー。病弱の妹を抱えた錦山が堂島組長殺しちゃって、そこを庇ってやりたくて身代わりになったんでしたね桐生ちゃん。
 庇ってやりたいというより錦がその先地獄を見るのを見てられなくて逃げたんじゃないのか、自分が代わってやったのは逆に錦に負担だったんじゃないのか、錦がああなっちゃったのはその所為じゃないのか、でも一方でやっぱり代わってやってよかったんじゃないのかとも思う、と複雑な反省であるらしい。
 で、遥ちゃんが9才のちっこい体でその身に負う運命と全力で戦うのであれば。
「俺はあいつの為に、命張ってやろうと思うんだ。」
 ……あーそうか。つまり遥親分についてくのか桐生ちゃん。こういうシーンはやっぱり桐生ちゃんの見せ場だけあってかっこいい。が。
 神室町以上に中華街がフィクションくせぇ。
 そりゃーねー。劉家龍のアジト以外用がないもんねー。街ん中出歩けもしません。伊達さんを帰してしまってからカチコミです。

 買っといて、装備しておいてよかった鎖かたびら!刃物だらけです!
 ホール、厨房、と抜けて劉家龍の居場所へ。
 ところで神室町には時々「コインロッカーの鍵」というものが落ちています。これを拾うとコインロッカーの中にあるものを頂けるという、アイテムボックスですね。
 で、チャンピオン街で拾った鍵で開けたロッカーに、劉家龍の師匠が劉家龍に書いてやった「君のバトル上の欠点」が入ってましてね。何でそんなものが神室町に落ちとんねん。
 要するに隙のでかい大技に頼りがち。ガードからの連携攻撃も多用するので、仕掛けて連携を引き出させてそれをガード、隙の出た所へ反撃を叩き込めという攻略法──を活かせたかというとちょっと心もとないですが、そんでもスタミナンXXと回復剤のお世話になりながら倒せましたよ。

 さて、無事遥を助けたところで、警察が来る。
 あーそうでしたそうでした。書くの忘れてたけど警察に何か上層部から手が回っていて、遥ちゃんは桐生ちゃんに誘拐されたことになってんでした。伊達さんも上から「桐生ちゃんと遥ちゃんから手を引け」と言われているんでした。
 そんな訳でろくに遥ちゃんと話もできないまま誘拐犯として逮捕された桐生ちゃんが留置所で腐っていると、とことこ遥ちゃんがやってくる。
 桐生ちゃんと遥ちゃんの会話を見てリア充爆発しろという気になるのは何でだろうな、伊達さん。
 まぁ「犯人」のいる留置所へ顔を出せるはずのない「被害者」の遥ちゃんがここに居てるということは、連れて来た人が居る訳で。しかも留置所の鍵まで持って来る訳で。
「あんたこんなことしたら!」「あぁ、やべぇだろうなぁ。だがな、もう遅い」
 そう言って桐生ちゃんと遥ちゃんを連れて警察署から逃げるというのも大概無茶ですよね伊達さん。
 遥と桐生を車に乗せて走りつつ、伊達さんが語るところによるとまず先だって錦が死なしちゃった「美月」は人違いの別人である。
 そして話はどうも単に100億を巡るヤクザの争いではないらしい。スターダストで襲って来た謎の組織の遺留品は、どうやら政府の言うなれば特務機関の印である。だから例のペンダントだけでなく、どうも遥自身に本人の知らない何らかの事情がある。

 なんて話をしているところで、イベント発生。
 あ、うん。後ろの車ね、さっきから怪しいと思ってた。署から付けられていたらしい、蛇華かもしれないっていうか蛇華だ。逃げ切るから足止めを頼むと伊達さんから桐生ちゃんに渡される拳銃。
 ──……え。
 突如始まるシューティングゲーム。
 俺が 撃つの ?
 えええ!ちょ、説明!動かし方の説明とかどれ!待ってこれ照準もだけど視点が動かしづら……。あ。あーあーあー。
 頑張ってクリアまで粘ります。くそー!

龍如プレイ日記:第8章「策謀」2012/09/14

 さぁレベルも上がった。一定レベルに達したらしく、神室町で絡まれなくなりました!
 さっきからずーっと「賽の河原爆発炎上」の噂が流れているから帰ろうかね。あとそーだなえびすやで「鎖かたびら」買っておこうかな。これから刃物使いばっか相手にしそうな気がするし、「喧嘩サラシ」だけでは無理があるだろう。
 よし「賽の河原」へ行くよ。
 アジトに戻ると伊達さんと花屋が2人で頭を抱えている。というか伊達さんが再度頭に包帯巻きの怪我人になっておられる。
 ──で、遥は。

 伊達さんが語るところによると、ギャング(懐かしい言葉で言うとチーマーだな)が集団で押し寄せてきて、攫われたと。
 状況としては遥が「このまま一緒にいるとおじさんに迷惑がかかるから、ひとりで行く」と言って出て行こうとしたところへ、ギャングの集団が襲って来ちゃって伊達さん遥抱えて逃げたものの逃げ切れず。
 ていうかごめんな遥、プレイヤーへたくそだから頼りねえ戦い方しかしてねぇもんねー!心配になるよねー!(そういう話ではなく)

 神室町のギャングは青(ブルーZ)白(ホワイトエッジ)赤(ブラッディアイ)の3チーム居るのですが、その3チームが全部まとめてかかって来た上に「賽の河原」の情報収集機能がダメージ受けて使えないため、遥を攫ったのがどこの連中なのかは不明。
 うんまぁ全部潰せば問題ない訳ですね。
 まずは公園出た所でたむろしてた「ブルーZ」。続いてチャンピオン街の「ホワイトエッジ」、クラブ・デボラの「ブラッディアイ」の順番で潰していきます。遥をどこへやったぁぁ!
 順番どうなのかな、普通に追っかけていくとこうなるんだけどいきなり「ブラッディアイ」に行くことできるのかな。

 ブラッディアイに遥の誘拐を依頼したのは横浜中華街のチャイニーズマフィア「蛇華」の劉家龍。既に遥の身柄は引き渡し済みなので横浜まで追いかけていきますよ。
 で、この劉家龍の名前を聞いた時点から、唐突に過去の回想シーンに入ります。
 要するにむかーし堂島組と蛇華の取引に失敗して、桐生ちゃん見せしめの惨殺死体にされそうになったことがある。と。
 ここんとこのムービーが何と言うか微妙な変態くささ漂う「あっ、そういやこれ17才以上対象赤△印ゲームでしたね」という、そしてなんでお姉さんもたくさんいる(はず)のゲームで毎回毎回肌色セクシー要員が桐生ちゃんなのかというムービーで。いやそんなことはどうでもいい。
 そんで助けに来てくれるのが風間の親父さんである訳ですが、颯爽たる2丁拳銃ですよ。ひーかっこいい。
 と言う訳で劉家龍にはそんときひどい目に遭わされた苦い思いと、風間の親父さんの足が不自由になったのがこのときやられた怪我の所為である、という因縁がある訳ですな桐生ちゃん。
 でも正直こんな変態の所に遥がいるとなるとおじさん心配です。急ごうね。

 でもその前に弥生姐さんの呼び出しは行っておこうね。昔の堂島組事務所、東堂会館。懐かしい。
 というか堂島組長……こんな美人の嫁さんがいて、隣から苦情が来る程に毎晩女をとっかえひっかえの乱痴気騒ぎやって、由美ちゃんにまで手を出す理由、何もなくないか。この罰当たり!そんなんだから錦山に撃たれるんですよぉぉ!
 2以降に登場する大吾は母親似で、ついでに大変大事に育てられたことは理解した。色々あれでも基本的によい子だもんな6代目!
 で、まぁ近いうちに何があったかきちんと離す約束して話を締め、さぁ行きますよ中華街!

龍如プレイ日記:第7章「龍と鯉」(3)2012/08/29

 さて。行くよ「セレナ」。(間の寄り道については今更言いませんよ)
 店を開けると麗奈ママが普通に居ます。「何で居るんだ」って桐生ちゃん。むしろ居ない方がびっくりしないかこの状況。
「あなたたち(私が居ないと)殺し合いでもするんじゃないかと思って」
 ですよねー店ん中乱闘で壊されたくないもんねー。鍵桐生ちゃんに預ける事程不確かなものありませんよねー。わかっていらっさる。

 待つ内に錦山君が来ます。
 要約すると、美月さんを殺しちゃったのは「尋問を子分に任せておいたら子分が殺しちゃった」。おいおい。「殺しちゃった子分共は俺キレて即撃ち殺しちゃったけど、美月を殺すつもりはなかったの。マジで」
 それ原因はっきり言ってお前の指示ミスですよ錦。
 あとパニックになってキレると弾が無くなるまで全力射撃する癖は改めた方がいいぞ。
 そもそも由美ちゃんが記憶障害を起こした程のショックには、惨殺死体が目の前で出来上がっちゃったことの他に、キレた幼なじみが心底怖かったというのも確実に含まれると思うんだ。
 そんな錦に「俺はどうしても100億が欲しい。ガキとペンダントをこちらに渡せ。悪いようにはしねぇ」って言われてもねー。
 というか錦山はどう考えても桐生ちゃんにブチ切れて殴って欲しいとしか思えないネタしか振ってこないのだけれども。再度要約すると「風間のおやっさん撃ったのも俺。大丈夫今はシンジが連れて逃げてるだろ、俺もちろん知ってます。ほーらこれが盗聴器」
 うん、これは殴られる。
「昔から皆がお前の味方をする」とか言っても、そりゃーだって桐生ちゃんは愛嬌1本で世渡り可能な奇跡のヤクザだもん。あの甘えっ子スキルの天性っぷりをなめちゃいかん。そんなこと言ってるから背中の鯉が龍門超えられないんですよ。
 そんで今日この時限りに義兄弟としての縁を切ると言いつつ未練がましい含みも持たせつつ、帰って行く錦。
 そして既に「セレナ」を取り囲む錦山組のヤクザの群れ。錦が下す司令は「桐生を襲え」。
 ……俺知ってるよ。こういう人を「ヤンデレ」って言うんだろ。
 ごめん麗奈ママ。結局店内で乱闘だわ。
 外出ても追加の部隊がいるわけで。しかも人数多い上にリーダーが刀使いでさ……。ガード不可、ダメージ大、そして刀を先に潰そうとしてるのにいつの間にか間に入った雑魚を殴っているトラップ。

 2度やり直しました。1度は装備までばっしり変えまして、1度も使ってない爆弾系の武器を使ってみる事にしました。
 もう2度と使わない。(使い慣れないとタイミングよく炸裂させられない+慣れるまでにコストが掛かりすぎる)

 さて、この戦闘をクリアした所で「第7章:龍と鯉」が終わるのですが。
(警察が来るかもしれない。セレナから離れて目立たないように街をぶらつくか……)と桐生ちゃんが言い出したということは。
 そうです、ほぼマップ切り替えごとにヤクザ不良その他諸々の皆さんが襲ってくるお時間です。大体桐生ちゃんが隠密行動なんて無理過ぎる。
 街の噂では西公園=「賽の河原」が爆発炎上してるようなのですが、メニューからミッションの項を見ると「街をぶらついてみるか……」のままなので、このまま遠慮なくレベル上げに勤しもうかと思います。桐生ちゃん、お前本当に人の話聞いてないな……。

 人の話を聞かない、と言えば。
 5章の感想文で書き忘れたんですが、真島の兄さんと桐生ちゃんの会話は見事に人の話を聞かない者同士の言葉のドッジボールでありました。それでも意思の疎通は成立するもんだね!殴り合いという形でね!

 そんな訳でごめん伊達さんごめん花屋。もうちょっとだけ遥を預かっておくれ。