龍如プレイ日記:第11章「仁義」(1)2012/11/19

 間が空きました。だってね、11話なの。つまりこの話のボス戦の相手って真島の兄さんなの。
 せめて、レベルは上げておきたいじゃない?
 で、えーとレベルはMAXまで上がりまして、その後も湧き続ける喧嘩相手とまったり遊んで武器も買い、それでもプレイヤーの腕の方はちいとも上がらんのだよ!泣くね!えーとフィニッシュホールドは一応できますが、3種の打ち分けは出来ません。古牧流は相変わらず「捌き打ち」の特訓で止まっています。全体に△(『極』。ボタン一発で出せる超必)頼みだなぁ。
 だめすぎる。

 さて、11話。
 10話のプレイ日記の最後でちょっと触れたけど、まずは冒頭のムービーから。
 シンジと麗奈のご遺体は、とりあえず「賽の河原」でお弔いを出してもらう模様。あーうん身よりも組もないんだね……。
 そんな話でしんみりしている直後に「錦山組の田中の頭は実は風俗好きでな。知ってたか、桐生」は正直吹く。
 そして「……あぁ。」と応じる前に何で目を逸らすの桐生ちゃん。何その「言わないでやってくれ」的な態度は。ははぁ、さては昔何も知らん頃のシンジ君面白がって風俗に連れてったの桐生ちゃんだろ。とかつい思ってにやにやしている暇もなく、例の台詞が飛んで来ます。
「おじさん、ソープってなに?」
 そっと距離を取る逃げ腰な伊達さんと空気と化す花屋を、僕は温かい目で見守りたい。
 ……概してな。何も知らないだろう相手に説明をしにくい言葉というのは、後ろめたい部分があればある程答えが苦しくなるというものだ。まして「頼れる大人」という猫の皮を被っていたい相手にならば尚更である。
 つまり回答者として一番苦しい思いをするのは桐生ちゃんである。
 そして場は桐生ちゃんと遥ちゃんの1対1。ファイッ。
「ソープってのは……その……風呂屋だ。いやサウナか?」
「お、俺に振るな」
 残念、コーナーへ手を伸ばしても伊達さんは助けてくれないな桐生ちゃん。そして遥ちゃんも逃がしてくれない。
「銭湯ってこと?」
「とはちょっと違って……その…うーん……」
 歯切れ悪くもにゃもにゃする桐生ちゃんに対し、遥ちゃんはにっこり、ゆっくりと追い打ちをかますのである。
「おじさんは、行ったことあるの?」
 追い打ちというよりとどめだな。
 遥ちゃんやめておじさんのライフはもうゼロよ!(腹を抱えつつ)
 で、完全に追い込んだ所で遥ちゃんは「嘘。大丈夫、私ちゃんとどういう場所か知ってるよ」と解放してくれるのであるけれども。
 神室町を数日うろついてるだけでソープとは何ぞや、を習い憶えるのは難しいのと違うかな、という疑問は心にしまっとくことにする。
 大体7話のスタミナンXの飲みっぷりとか、サブストーリーで「いつも『ヒマワリ』で皆で見てるの」というスポーツがボクシングだったり(あしたのジョーかよ!)、大体において遥ちゃんの知識は変な所で偏りがあるというか正直おっさんなのである。「ヒマワリ」は子供に何教えてるの。というかこの悪気のない偏り……風間のおやっさん、「ヒマワリ」ってまさか元組員がやってたりしてませんか。ねえ。

 まぁそんなこんなで「桃源郷」のアケミちゃんに会いに行かねばなりません。
 しかし、アケミちゃんに会いに行くには問題が。まず、「桃源郷」は会員制。しかも、会員証がレアアイテム。裏で売買される価格は100万以上。高い!と思ったけどよう考えたら「桃源郷」は遊ぶのに「1回100万はかかる」んだから、まぁ……比較すればそんな暴利なお値段ではないですね会員証。
 正直「シンジの財布探せば出て来るんじゃねえの会員証」「ていうかシンジの携帯に彼女のプライベートな番号入ってるんじゃねぇの」と思ったりもしたのだけれど、そこへ突っ込む野暮な神経じゃぁこのゲームを楽しむことはできないわけで。わけで!

 まず以前「桃源郷」で働いてた女の子が持ってるんじゃないかな、とのことで元「桃源郷」従業員のキャバ嬢、シンメイちゃんを訪ねて「シャイン」に行きます。シンメイちゃんとの交渉の結果「偽造パスポートと引き換え」という条件を提示されました。
 しかし単なる偽造パスポートではなく、戸籍に至るまで作成してくれる限りなく完成度の高い偽造の専門家ってのもすごいな。「ニンベン師」ね。
 そう言う訳でおつかい桐生ちゃん今度は「ジュエル」に行くであります。窓口だ、と聞いたアヤカちゃんにざっくりしらばっくれられたので、何も注文しないまま即店を出る桐生ちゃんよく考えれば割とひどい。
 で、一旦表に出るとダンビラ下げた物騒なチンピラが店の中へ入って行く。のでそれを追っかけて戻る。
 あーはいはい。このチンピラの組織(蛇華ですけどね)が偽造パスポートを商っていて、「ニンベン師」の所為で商売上がったりだと。制裁に来た訳ですね。アヤカちゃんとママが隙を突いて逃げたので、それを追って行ったチンピラを更に追ってって、この2人を助けたお礼に偽造パスポートをゲットします。出来上がるの速いな!
 ついでに「ニンベン師」であるママから、「5年程前に風間組長から戸籍は勿論、出生記録から学校の卒業証明まで『記録の上だけで存在する人間1人』の偽造という依頼を受けた」旨の情報も得ます。それが何を意味するのかはまだ謎。

 そして「シャイン」に取って返す。
「ごめんなさい、実は人に譲ってしまいました」
 おいこらシンメイ。と腹を立てても仕方が無いので、譲った先と交渉です。お前かキャバクラ&風俗情報館水野益辰。かつて付き合っていたシンメイちゃんとの思い出の品なので手放したくない、と殊勝なことを言うもののシンメイの顔を立てて譲ってはくれるらしい。
「50万円ってとこでどうでしょう?」
 あーそっか、レベル上限まで上がっても街の中から喧嘩の相手がいなくならないのは、こういうときにも金使うようになるからなんだなぁ。そして選択肢が出るってことは値切っていいということだね。えーと、「30万でどうだ?」。よし成立。

 ここで一度「賽の河原」のアジトへ戻ります。伊達さん、遥ただいまー。会員証手に入れて来たよ!ほらほら!
「じゃぁ、俺は本庁から呼び出しがかかってるから」
 うん?伊達さん?
「9才の女の子と一緒ってのも妙な話だが、行ってこい」
 え。
 えええ。
 ソープへ子連れで行くのぉぉぉ?
 とりあえず、今日はこれまで。

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