龍如プレイ日記:第13章「戦いの果て」(1)2013/09/07

 皆様、お久しぶりです。
 近日中とかどの口が言うよ、というこの空白期間の中!いや、じりじりと進めてはいたのですけど、ラスボス2人を倒すのがめんどうksゴホゴホ。
 さ、気を取り直して行きますか。第13章「戦いの果て」。最終話でございます。

 さて、由美を助けに、そして神宮と錦をぶちのめす為に、ミレニアムタワーを目指します。
 直に行くのではなく、まずは伊達さんの指示で「スターダスト」へ。
 ……何で今この時にホストクラブと聞いてはいけない、これはそういうゲームである。一輝さんが30万円の軍資金と、武器屋の行商を呼んでくるという念の入ったサポート振りを見せてくれるので、勿論何も買わずにアイテムボックスで装備品の入れ替えとセーブだけして店を出るのです。だって何度も申し上げるように、このゲームの戦闘あまり武器が役に立たない上に高い。
 通りの向こうに見えるミレニアムタワー。「アレス」のある最上階を見上げる遥。
「あそこに…お母さんが」
「そうだ。やっと、会えるな」
「おじさん、私なんて呼べばいいんだろう」
「由美おねえちゃん、て呼ぶのか?──”お母さん”でいいんだ……遥」
 そして気がつくと通りから消える人波。そしてやってくる雑魚敵の集団。
 桐生の首を取れば、錦からご褒美が出るそうです。自分で「東城会の次期会長」とか言っちゃうか錦。錦のくせに。
 ここでまたびしっとかっこよく決めた桐生ちゃんは、当然のことながらさらっと楽勝する(設定上は)訳であります。

 ──……もちろん現実のプレイ状況で言えばそんなことはなく。ヒールスポットである「セレナ」の跡からドンキへ直行であります。すいませんスタミナンロイヤル下さい。
 ごめん……拙過ぎるプレイヤーでほんと済まん桐生ちゃん。

 そして街の中をウロウロしながら肚決めてミレニアムタワーの中へ突入です。
 勿論待ち伏せされている。その視線を感じながらホール中央まで歩く2人。
「隠れてろ、遥」「うん」
 がらんとしたホールのどこに、というのは聞いちゃいけない。戦の渦中に身を潜めることに関しては既に遥ちゃんは歴戦の士である。
 にしても、ここの遥ちゃんの緊張感と、さっき雑魚敵に囲まれていたときの「うん。やっつけて、おじさん」の静かなというか柔らかな表情との対比がいい。そういえば囲まれたときには桐生のおじさんは「隠れてろ」なんてひとっことも言わずに、遥ちゃんとお話してましたね。
 ちなみにミレニアムタワーで待ち伏せしているのは神宮の部下、MIAなので銃も持っている戦闘のプロです。さっきの不良と、雑魚敵なのに代わりはありませんがこっちの方が当然レベルは上、武器も上。
 戦闘の状況把握がすっかり的確になった9歳児……。
「コソコソしねえで出てきやがれ!」
 と桐生ちゃんの一喝と共に戦闘へ。
 防弾チョッキを忘れて来た私は当然この銃器所持の雑魚敵に苦戦し、そして戦闘終了後は街の中へ取って返したのであります。すいませんスタミナンロイヤル下さい。またですか。

 さて、ここまでくればラスボス2戦を残すのみ。のはずなのですが、それはつまり後はムービーに次ぐムービーということでありますね。
 その大半が、ここまで出番がほとんどなかった筈の、由美ちゃんのターン。
 というか、由美ちゃんつええ。
 いや、うん母子の再会とかですね。桐生ちゃんとの再会とかですね。そういう大体予想ができてかつ定番通りの流れは勿論定番なんですけど。
 100億を取り返し、ついでに由美も遥も始末するためにヘリに乗ってやって来た神宮を平然と「アレス」の上のヘリポートまで迎えに出て、散々言葉でばっさりやった挙げ句に銃を向ける神宮に「撃ったら100億もろとも爆死するからね(要約)」とアタッシュケースに入れた爆弾を出してくる由美ちゃんに「つええええ」以外の何を言えば。
 そして「一馬、遥をこっちへ」と指示して遥と2人「アレス」の店内に避難する姿に、正直「主役は誰だ」と思ったものです。
 由美ちゃん以外の状況を説明すれば、寺田さんが桐生ちゃんの加勢に来てくれているのですが、神宮が自分の支援暴力団をこっそり東城会から近江連合に変えていたため、部下に裏切られて身動き取れないようにされています。つまり近江連合自体からも捨てられちゃったのか……かわいそうに。
 で、まずは神宮に言われて掛かってくる近江連合のチンピラを伸します。プレイヤー的には大変楽勝だったものの、ストーリー上に忠実に考えれば芝浦埠頭から連戦なので、いくら桐生ちゃんでも膝くらいつく程疲労のピーク。
 そんなとき、伊達さんが後輩の須藤君とヘリで駆けつけて、マイクで啖呵切ってくれるのですが銃撃されたため現場を離脱。
 気持ちはありがたいけど何しに来たし。

 神宮が圧倒的な桐生ちゃんの不利を笑い、好きなように操ったつもりの錦山を嘲り、自分を裏切って100億を奪った世良会長を馬鹿にしつつ勝ち誇って東城会も終わりだ滅べ、と言った辺りで桐生ちゃんが反論の火ぶたを切る。
 会長の世良、右腕の風間、最大の武闘派嶋野と有力者が次々死亡した今、正式な後継がなければ神宮の言う通りにトップ争いの泥沼で存在が危うくなるだろう東城会。
 でもある訳だ、「後継者の名前を記した世良会長の遺言状」が。
 風間のおやっさんが死に際に桐生ちゃんに渡したアレです。
 ばっと広げた遺言状に書かれた名前は「桐生一馬」。
 4代目会長として指名された桐生ちゃんは、東城会の頭として神宮の野望を打ち砕き、東城会を守る責任がある訳で、大見得を切る桐生ちゃんは大変に大変にかっこよいのでありますが。

 ここで、遺言状の作成風景のムービーが入ります。
 後継者を指名する文面をしたため、自署血判を押して風間のおやっさんに渡す会長。しかしおやっさんは眉を寄せる。
「おい、名前が空欄じゃねえか」
 世良会長が言うには、自分は金は稼げているが本来会長の器ではない、会長に相応しい人物の選任は風間さんに一任する、と。

 つまり、桐生ちゃんを4代目に推挙したのは 風間のおやっさん な わけ で

 お……おやばかー!おやばかだー!
 あんたや由美ちゃんがそんなんだから、錦が拗ねてヤンデレるんですよー!

 さて、ここからMIAの雑魚、それから神宮と戦うことになるのですが、ひとまずはこれで。

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