「桐生ちゃん」と「真島の兄さん」について2012/07/12

 税理士試験まであと1ヶ月切ってます。
 そんな状態でさすがにゲーム機の電源入れる訳にはいきませんので現在じっと我慢の子。「龍が如く」の話です。
 でもね、そもそも身近で盛り上がっているのに乗っかった訳で、萌えは道連れ世は情け状態だとテンションの上がり方がどかんとくるのですよ。おあずけでも。
 そうするとどんななるかというと、私の場合手持ちの資料(要するに視聴済みのプレイ動画、公式サイト、wiki先生)の行間を読み始める訳ですね。うん……まぁ……いじましい上に妄想乙なのは認めよう。
 どこら辺でどんな読み方をするかというと、例えばですね。
 肩書きと組系図と呼び方から「桐生ちゃん」と「真島の兄さん」の関係性を読んで、萌える。
 待って退かないで。いや退いてもいいけどできれば話は聞いて。腐系の話じゃないから!

 桐生さんは真島さんのことを「真島の兄さん」真島さんは桐生さんのことを「桐生ちゃん」と呼ぶ訳ですが、じゃぁ個人的な付き合いを抜かしたときに、この2人がどのような間柄になるのかということから考えます。
 そもそも所属の組、違いますからね。まずもって兄さん=舎兄の意味だとは考えにくい。
 桐生さんは堂島組、真島さんは嶋野組。嶋野組は堂島組の下部組織ですから、内部の階級で分けるとどっちが偉いかの比較は不明。
 となると、本来桐生さんが真島さんに頭を下げねばならん筋合いはない、ということになります。
 だとすれば「兄さん」と呼ぶ割にほぼタメ口という桐生さんの態度に矛盾はない。「兄さん」は年上に対する(若干くだけ気味の)呼称であり、わざわざ「真島さん」でなく「真島の兄さん」なのは個人的な親しみと敬意の表れかと思います。
 のでついでに親しみと敬意の割にタメ口ですよね、という所でもう一段階突っ込んで考えます。
 別に桐生ちゃんが敬語を使えない訳ではない(はずだ)。
 とすればあのタメ口には俺とあんたは対等の立場、という主張を読み取っても不自然ではないだろう、と思うのです。
 つまり一定の敬意がある相手だからこそ、対等にありたいし勝負に勝って「桐生ちゃんはごっついのう」と言って欲しい訳ですね。何その弟気質。
 じゃぁ逆に真島さんの方はと言えば。
 わざわざ考えなくてもゲーム本編で「あんたはそんなに桐生ちゃんが大事か!」とツッコむべき諸々の言動行動があるのでいらんと言えばいらん検証ですが、じゃぁ何でまた「桐生『ちゃん』」とことさら年下を強調した呼び方をするのか。
 そりゃぁ……「年上ぶりたいから」という結論しか導き出せない訳で……。何で年上ぶりたいかと言えば桐生さんを大した奴だと認めているからですね。認めているけど無条件に頭下げんの嫌なんだね……。確かに、いつかは勝ちたい訳ね。ついでに頼っても欲しい訳ね。

 と言う訳で「桐生ちゃん」「真島の兄さん」という呼称に互いに対する非常に面倒くさい敬意と意地と親しみというかむしろ甘えを読み取ることができるのであります。萌える!
 真島戦はプレイヤーからすればゲーム上の中ボス戦に過ぎない訳ですが、そのたびごとに桐生ちゃんがものすごく燃えていたらかっこえぇなと思うのです。