サボテン12桁。

　日曜日は公開模試でした。
　あーうん結果はどうだっていいんですが（←目を逸らすな）。
　月曜日は振替休日だったので髪を切って、それから駅ビルへ入ってさらっと無印とソニプラを流して本屋へ入りまして。
　久方ぶりにやっちまった３時間本屋。あー飢えてたんだなー……。
　買ったのは結局「東京ひとりめし」とか「暮らしのなかの古武術活用法」だとか「LIFE」だったり実用書ばっかりだったんですけれど。
　３時間も居てるということは、複数ジャンルを読み回っていたと言う訳で当然小説も斜め読んだりしてる訳で。
　例えばですね。
　三浦しをんの「風が強く吹いている」、あれはまずもって単行本のカバーが山口晃なのが反則だ……！
　えっと。どんなカバーかというと箱根駅伝のコースを江戸時代風の鳥瞰図で描き、一区から十区までの担当選手が１人１人、ひと言の台詞引用付きで描いてあるんですね。
　読むでしょうが、台詞。
　そしたらつい六区あたりから終わりまで斜め読むでしょうが。
　大丈夫、面白かったけれど文庫化までは待てる。

　単行本だけど文庫化されるのかなり先そうだし買っちまうかどうかで迷っているのは、むしろ有川浩の「三匹のおっさん」であるのですよね。
　思えば小学校の頃から萌える対象がアラサーより上、上限無しだった私である。当人30過ぎて、最近おっさんと言えば正直アラ還位までいっていて頂きたいのである。
　大体近年の三十路は若過ぎておっさんの渋みに欠けるのである。
　例えばキムタクや長瀬君は嫌いではない、むしろ好きだけどあれはまだおっさんとは言えぬでしょう。
　話が逸れた。だからきょうびアラ還のおっさんが活躍し、しかもライトノベル系というのは希少価値が高いという話であり、この本の主人公がそういうおっさんだと言う話でした。
　世のおっさん好きは読むといいですよ。
　お侍系もよい。豪放なおやじもよい。そして頭が良く冷静かつマッドなエンジニアには私昔から弱い自覚がある。
　えーと身の上が落ち着いたら「月刊オヤジ」を久々に書けるような気がしてます、これで。
　どぉぉしよぉかなぁぁぁ単行本嵩張るから「しゃばけ」も文庫待ちにしてるのになぁぁぁぁ。